2009年07月01日

共産党宣言

共産党宣言(共産主義者宣言)(きょうさんとうせんげん ドイツ語:* Manifest der Kommunistischen Partei / Das Kommunistische Manifest)は、1848年にロンドンにおいて秘密結社・正義者同盟(義人同盟)が組織改変されて生まれた秘密結社・共産主義者同盟の幹部(具体的にはカール・シャッパー)から依頼を受け、カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスによって執筆された“共産主義者同盟”のための綱領文書。1848年2月、カール・シャッパーの校閲を経たうえで出版された。出版された当時は執筆者の名が記載されていない。厳密な意味では、マルクスやエンゲルスだけの著作ということはできないが(下記参照)、後年『宣言』が何度も再版されたがマルクスもエンゲルスも自著(共著)としてこれを扱い、序文を書いている。
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正義者同盟(別訳語:義人同盟)は1836年にパリで生まれた亡命ドイツ人を中心とした組織である。エンゲルスは『ドイツにおける社会主義』という論文のなかで、正義者同盟はフランスの革命家であるフランソワ・ノエル・バブーフ以来のユートピア的な共産主義の伝統をひくもので、財貨全体を共有することや秘密結社としての色合いが濃かったことを回顧している。

同じくエンゲルスの回顧『共産主義者同盟の歴史によせて』によれば、マルクスとエンゲルスはこの組織に後から接触し、同盟の首脳部も全欧州に同盟員をもつ組織に発展する過程で秘密結社的・バブーフ的な共産主義結社からの脱出を模索していた。同盟の首脳部幹部(具体的にはカール・シャッパー)は、ヴァイトリング派に抵抗するため、当時孤立状況にあったマルクスとエンゲルスと提携することを決断。シャッパーはマルクスたちに加盟をすすめ、同盟の危機的状況を打破する理論的宣言を執筆するよう依頼した(1847年秋)。1847年6月の第1回大会では『共産主義の信条表明』が暫定的な綱領草案として採択される。『共産主義の信条表明』は全文がエンゲルスによって書かれており、書記のヴィルヘルム・ヴォルフ(de:Wilhelm_Wolff)と議長シャッパーの署名がある。

2009年06月13日

数学における最適化問題(さいてきかもんだい)

数学における最適化問題(さいてきかもんだい、optimization problem)とは、特定の集合上で定義された実数値関数または整数値関数についてその値が最大(もしくは最小)となる状態を解析する問題である。数理計画問題(すうりけいかくもんだい、mathematical programming problem)、数理計画とも呼ばれる。実世界の現象の数理的な解析に関わる問題や抽象的な理論の多くをこの最適化問題という一般的なくくりに入れることができる。物理学やコンピュータビジョンにおける最適化問題は、考えている関数をモデル化された系のエネルギーを表すものと見なすことによって、エネルギー最小化問題と呼ばれることもある。

最適化問題は目的関数や制約条件の種類によっていくつかの問題のクラスに分けることができる。

線形計画問題
目的関数が線型写像として表され、制約条件の集合が一次方程式・一次不等式によって定義されている場合。
整数計画問題
線型計画問題のうち、各変数のとる値が整数に制限されている場合。
2次計画問題
目的関数が2次式で定義され、制約条件の集合が一次方程式・一次不等式によって定義されている場合。
凸計画問題
目的関数が凸関数で、制約条件の集合も凸集合である場合。
半正定値計画問題
半正定値行列に関する凸計画問題。
非線形計画問題
目的関数や制約条件に非線形なものが含まれる場合。
組み合わせ最適化
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よの付く言葉
スポーツのあゆみ
くの付く言葉
名犬マルチーズ
雨模様
猫ニャン
柴犬について
生命の誕生
りんごのほっぺ
版画
オークション
映画館
射撃
応用数学
トリックアート
証券取引所
乗馬
高血圧症
ゲートボール

最適化問題的な手法の最も古いあらわれはカール・フリードリッヒ・ガウスまでさかのぼることができる最急降下法 (steepest descent) である。歴史的に始めに導入された用語は1940年代にジョージ・ダンツィクによって作られた「線形計画法」(linear programming) である。このprogrammingは現在のコンピュータプログラミングとは別のものであり、アメリカ合衆国軍における訓練・補給の予定をさす言葉としてのprogramからきている。最適化問題の発展に貢献した数学者として

ジョン・フォン・ノイマン
レオニート・カントロヴィチ
Naum Shor
Leonid Khachian
Boris Polyak
ユーリー・ネステロフ
Arkadii Nemirovskii
Michael J. Todd
リチャード・ベルマン
らがあげられる。

2009年06月08日

三昧(さんまい、Samādhi, サマーディの音写)とは

三昧(さんまい、Samādhi, サマーディの音写)とは、仏教における禅、ヒンドゥー教における瞑想において、精神集中が深まりきった状態のこと。サマーディは三摩提、三摩地などとも音写される。

Samādhi という語は、インドの瞑想の伝統の中で培われたものであり、仏教だけでなく、共通の背景を持つヒンドゥー教・ヨーガの用語としても用いられている。

仏教の阿含経典では、この三昧に至る過程には、まず初禅から第四禅までの4段階があるとする。続いて空無辺処・識無辺処・無所有処・非想非非想処の4段階があるとする。前の4つを「四静慮(四禅)」、後の4つを「四無色定」としている。さらに深まった状態として「心のあらゆる動きが全く止滅した状態(滅尽定)」があるとしており、以上9の段階を「九次第定」と数えている。

以上の過程は、三界(欲界・色界・無色界)の階層構造とも関連している。上記の過程を通して、欲界(欲望を原理とする日常意識)は「散地」となる。色界は、初禅天・第二禅天・第三禅天・第四禅天の階層に分かれてゆく。無色界は空無辺処天・識無辺処天・無所有処天・非想非非想処天の階層(四無色定天)に分かれてゆくのである。それらは三界九地の階層をなすことになる。

釈迦の得た悟りというのは、この四無色定天をも超えた何らかの境地にあると後の人々から理解されている。仏典によれば、釈迦は出家してすぐに無所有処と非想非非想処の境地に到達したが、そこで満足せず苦行を行い、さらに苦行を捨てて新しい行法を求めた、という。

初期大乗仏教では三昧を重視し、般若経典では「百八三昧」等が説かれている。
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隋の天台智顗は、仏教にとっては三昧によって精神作用を静止すること自体には意味がないとし、止観は精神の止息状態だけでなく、「観」となって働かなければならない、すなわち八正道の正見がなくてはならない、と説明している。 摩訶止観による四種三昧(ししゅざんまい)は、次の四つに分けられている。

常坐三昧(一行三昧) - 90日間座り続ける。
常行三昧(仏立三昧) - 90日間阿弥陀仏の周りを回りながら念仏を行う。
半行半坐三昧 - 本尊の周りを歩く行と、座る行を行う。
方等三昧 - 『大方等陀羅尼経』に基づいて7日間行われる。
法華三昧 - 『法華経』に基づき37日間または21日間行われる。
非行非坐三昧(随自意三昧)

2009年04月24日

風向と風速という要素

風は、風向と風速という要素に分解してとらえることも可能である。

風向は、0度から360度までの方位で表されるが、通常は16方位で表す。「北東の風」は、北東から南西に向かって吹く風を示す。

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風速は、日本では秒速 (m/s) で表すのが普通であるが、国際的にはノット (kt) が用いられる。

原因
風は、気圧傾度力によって生み出される、とされる。この要因には、高気圧・低気圧、あるいは太陽光による寒暖の地域差などが挙げられる。

風に働く力
風に働く力には以下のようなものがある。

コリオリの力(転向力)
地表との摩擦力
地球の自転による遠心力
地球の引力

風と生物
飛行する動物や滑空、バルーニングするものは当然風の影響が大きい。植物では風媒花は風によって花粉媒介を行い、風による種子散布を行うものもある。強い風は生物の散布に大きな影響を与えることもある。例えば日本では夏以降にカバマダラなど熱帯産のチョウが迷蝶として出現する例があるが、これは台風の風に乗って運ばれてくると言われる。

しかし風そのものが生物に直接に危害を与えることがある。特に寒冷地や高山では風の影響が大きい。体感温度はおおよそ風速1mごとに1℃低くなると言われ、低温ではさらにその影響が大きい。しかも、高山の尾根筋などでは非常に強く風当たりがあるので、風によって生物群集が規定される。そのような場所は風衝地と呼ばれ、そこに成立する群落を風衝群落という。そのような群落は、普通背が低く、群落の上面には葉が密生した層を作り、そこから突出する枝葉はほとんど無い。同様の森林は、海岸の風当たりの強い場所にもあり、やや背は低いが、見かけは似ている。この場合、風がもたらす線分が低温と同様の効果を与えているものである。

また、樹木が伸びられる場所であっても、尾根筋などの風の強い場所では、その枝が片方だけに伸びたものが見られることがある。これは、風下にだけ枝が伸びたことによる。

2009年04月07日

パープルシャドウズ

パープルシャドウズは、1968年結成のグループサウンズのユニットである。

当時、グループサウンズ人気は下降線をたどり始めていたが、他のグループサウンズとは異なるムード歌謡的な(あるいはフォークソング的ともいえよう)曲調の「小さなスナック」の大ヒットを飛ばした。しかしながらヒット曲と呼べるのはこの一曲程度で、その後自然消滅した。

ハワイアン的なムード歌謡風の曲調が特徴。リードギターの今井久のテクニックには定評があった。今井のギターをフィーチャーしたインスト・アルバムも発売された。

1980年にロス・インディオス&シルヴィアが大ヒットさせた「別れても好きな人」は、パープルシャドウズが本家である。元はシャッフルのリズムだったが、ロス・インディオス&シルヴィアのカバーバージョンは落ち着いたムード歌謡調にアレンジし直されている。

メンバー [編集]
今井久:リード・ギター
綿引則史:ギター
川合良和:ベース
大場吉雄:ドラム
岡村右:キーボード
木幡ユキ:ヴォーカル(1986年?1991年)

 現在のメンバー(2008年12月現在)  [編集]
今井久        :ヴォーカル、リードギター
赤井美紀絵“マリリン”:ヴォーカル [1991年?]
伊藤康夫       :ドラムス  [1976年?]
門脇優“npeかどわき”:ベース   [1990年?]

ディスコグラフィー [編集]

シングル [編集]
小さなスナック(1968.3.25)
作詞:牧ミエコ/作曲:今井久/編曲:林一
ラブ・サイン(1968.8.25)
作詞:牧ミエコ/作曲:今井久/編曲:林一
土曜日の午後(1969.4.25)
作詞:牧ミエコ/作曲:今井久/編曲:今井久
別れても好きな人(1969.11.5)
作詞:佐々木勉/作曲:佐々木勉/編曲:渋谷毅
ほか

キャリ プラス 百目柿 コロッケ ピロー ビリア ブルース プレイパ ライブ 二輪草 タイム ミルク とまぴ こげちゃ だいせん おおば ダブル ネービ ヨハネ ほろば リル アイアール カレンシー がいせい ハイピッ にがうり トラップ フィス マロニ 紅い橋 プロイ みぎわ フォト モールド パンク メーク トリオ カバラ ライチー ハラム ギキョウ ナビリネン げきけい ブタノール スワン ナレッジ コクシ ディン トルコ マグレブ

2009年03月23日

名鉄4000系電車

名鉄4000系電車(めいてつ4000けいでんしゃ)は、2008年(平成20年)に落成した名古屋鉄道瀬戸線の通勤形電車。

本系列は、瀬戸線の栄町駅乗り入れ30周年を機に、車両の近代化のため、既存車両の全車置き換え用として、新造が進められている車両である。「4000系」という形式称号は名鉄では初の採用である。

2008年10月1日から、下表に示す4両編成1本が営業運転を開始した。
恋人の色 ビーチ オーデコ ダチョウ 夢の恋路 ドゥーム プライマー ばんどう エブロ 黄昏ワル てっぷ フォロ フィラ チジン やはぎ ファイ ルソー フレンド アンラ イーシ フォークタ すずりいし らいち 夢待人 四季彩 日本の島々 真珠 デレヨイ ツーリスト オブソリ トーキ きがん サガ スクアレ スイムタル オーバル タージ ヒュッテ ミニホ ラーキー オービス スカフェ タイム イメージ ロボール 愛の ロンドン スターム ライブラリー マゼラ

車体は、瀬戸線用車両では初のステンレス製車体となった。全車両の本系列への置き換えを決めたことで、尾張旭検車区の新設に際して、塗装設備の設置を省略することが可能となった。

構造は、2004年から名鉄本線に投入されている3300系・3150系をベースとした「日車式ブロック工法」によるものであるが、ドア周りの溶接はスポット溶接からレーザー溶接に変更されている。

前頭部は、上記の3300系などとは異なりステンレス製の角張ったものとなり、デザインとしては、名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)N1000形に類似するが、N1000形との相違点としては、乗務員ドアが後ろ寄りにある点、側方の視認性確保のために運転台および車掌台の横に三角形の窓が設けられている点、灯具類が上記3300系などと同じく前照灯はHIDランプ、標識灯はLED式で横並びに配置されている点、が挙げられる。また、前・側面の窓下には名鉄カラーのスカーレットの帯が配されている[1]。

前面のスカートは、電気連結器を搭載しないことから左右一体型となり、小型となった。

側窓については、扉間の側窓は大型2連固定窓となっており、車端部の側窓は、両先頭車の運転室側は上記3300系などと同様の小窓、連結面側および中間車はコストダウンを図るため上部内折れ開閉式の大型窓となっている。また、客室側窓はUVカットガラスを使用しており、巻き上げカーテンは省略されている。このほか、車体側面の車両番号の表記位置が、3300系などに比べてやや上部に変更されている。

室内 [編集]

座席等 [編集]
瀬戸線はラッシュ時の混雑率が高いため、座席はすべてロングシートとなっている。また、これまでの瀬戸線用の車両とは異なり、片持ち式座席となっている。

全体的なレイアウトは、同じ2008年に先行して導入された本線用の5000系と同様である。ただし、座席の細部はこれまでのものと異なっており、背もたれ部分の傾斜が大きい座面形状やクッションの硬さなど東日本旅客鉄道(JR東日本)E233系などと同等のものに変更された。

つり革は三角形のものがパイプを通して吊されている。

客用扉の室内側は、これまでの瀬戸線用車両6750系と同様、ステンレス無塗装仕上げである。

バリアフリー設備 [編集]
バリアフリー対応として、客用扉周り部分の床は黄着色となっている。両先頭車の運転席直後には車椅子スペースが設けられ、各車両とも1両あたりで10名分の優先席が設けられている。また、床敷物はノンスリップタイプのものとなっている。

客室内のカラーリングや化粧板、座席モケット柄は上記3300系と同様のものとなっており、側扉、妻面貫通扉、座席部分の手すりやスタンションポールは薄い青色である。また、優先席を明確にするため、座席部分のスタンションポールとつり革はオレンジ色となっている。

案内設備 [編集]
名鉄の通勤形電車としては初めて、すべての客用ドア上に、LCD画面による車内表示装置が設置された。これは、三菱電機のTFT液晶モジュールの画面を使用しており、仕様は、同じシステムを搭載しているJR東日本E233系などのものと類似している[2]。現在、営業運転時に、LCD画面には、停車駅の案内や所要時間、乗車マナーや扉の開閉の注意などを表示しているが、2000系(ミュースカイ)のようなCMや最新ニュースなどの表示は、実施していない。

これまでの瀬戸線用車両と同様に、自動放送装置が搭載され、音声による自動案内が実施されている。当初、沿線の企業の広告や乗車マナーについての放送は省略されていたが、2009年初旬の沿線企業広告放送更新の際に、同系でも広告放送が流れるようになった。

これまでの瀬戸線用車両には採用されていなかった、3300系・3150系、5000系などと同様の、乗車促進用メロディ機器が搭載されている。

床下機器 [編集]
モ4050形に搭載されているVVVFインバータ制御装置は三菱電機製で、使用素子はIGBTである。主電動機は、名鉄で初めて全閉外扇形のものを採用した[3]。採用理由として、省保守、省エネルギー、低騒音化の点で優れていること、瀬戸線の車両は主電動機内部の塵埃堆積量が多い傾向があるが、全閉外扇形主電動機は内部は汚損しない構造であること、といった点が上げられる。[4]。出力は、名鉄3300系・3150系と同じく170kWのものを電動車に4個装備する[5]。平均駅間が短く、曲線による速度制限が多い当線の普通列車運用に合わせ、起動加速度と営業最高速度を小牧線 - 名古屋市営地下鉄上飯田線直通用車両の300系と同じ値に設定した。また、電動空気圧縮機 (CP) についても低騒音型のスクロール式のものが初採用されている。

台車は、曲線が多い瀬戸線の特性から、名鉄の完全新造車としては1992年落成の6500系・6800系の最終増備車以来16年ぶりとなるボルスタ付きのものが採用された。軸箱支持方式は、名鉄でこれまで採用されていたSUミンデン方式ではなくモノリンク式となった[6]。

製造年次 [編集]

2008年度 [編集]
4000系導入の第一弾として、2008年10月1日から営業運転を開始した。

今後の増備予定 [編集]
2008年度に4両組成1本を投入した。その後、2009年度から2010年度にかけて4両組成9本(36両)を投入し、将来的には瀬戸線の全車両を本系列に置き換える予定である。

2009年03月07日

王党派も愛国者も情報源に採用し

ジョージ・ワシントンは情報の熟練した使い手であった。ワシントンは敵の前線の背後にいる諜報員を使い、王党派も愛国者も情報源に採用し、旅人に使える情報を尋ね、情報戦と対情報戦の両方に多くの諜報員を発した。ワシントンは偽装工作やスパイ活動に必要なノウハウに熟練しており、すぐれた情報宣伝を行った。さらに作戦の機密を守らせることもうまくやりおおせた。

諜報活動を操作するものとしてワシントンは諜報員を雇う条件や諜報員に出す命令については正確であり、文書にすることに拘った。口頭よりも文書で報告されることを望むと強調した。情報報告は早く出されるべきことを繰り返し要求し、部下の士官達には1片の情報がワシントンへの提出が遅れたばっかりに価値の無いものになってしまうことを頭に入れさせた。ワシントンは報告書が多面的に検分されるように多くの異なる情報源を開拓する必要性を認識していたので、1つの情報源からの情報だけで重要な地域からの情報の流れを切ってしまうようなことはなかった。

ワシントンは大陸会議に「諜報戦略予算」を求め獲得した。特に現金でさらに金で出費されることを好んだ。

私は常に紙の金で情報を買うことに難しさを見出してきた。しかもその難しさが増大していることを認識した。
ワシントンの記録を調べてみると、彼は受取人を識別していなかった。

敵の前線の中で雇用した人の名前、あるいは敵の勢力圏に入るかもしれない人の名前はここに記すことはできない。
ワシントンは将軍達に対しても、情報を集める時は「裏返していない石は残すな、費用に拘るな」と指示した。情報目的に雇用した者は「その誠実さと忠誠心に安心して頼れる者」であることを要請した。

ワシントンの情報士官
ワシントンは大陸軍の情報活動について全面的かつ最終的な権限を持っていたが、信頼する士官には重要分野の責任を渡した。ワシントンはいつもあらゆる士官たちには積極的に情報を集めるよう要請していたが、主に彼の情報活動を遂行するために特別に手助けを命じた士官たちに頼っていた。この役割で最初に上げられるのは、ジョセフ・リードである。リードは「偶発的に発生する数多の細々とした事項を処理するかたわら、事務担当副官と参謀長」の役割を立派にこなしていた。リードの後継者はアレクサンダー・ハミルトンであった。ハミルトンは最高司令官の情報作戦に深くのめりこみ、極秘に書かれた報告書を整備したり、二重スパイの疑いがある者を調査したことで知られている。

エリアス・ブーディノットが捕虜を審査したり捕虜となっているアメリカ人に関連してイギリス人を調査する責任のある兵站総監に指名された時、ワシントンはその役割が「敵の情勢や動き、企みを知るために他の士官よりも機会の多い」ことを認識し、ブーディノットの責任に「情報を買うこと」を追加した。1778年、ワシントンはその「情報担当長官」にバージニア出身のチャールズ・スコット准将を選んだ。スコットが個人的な事情でその役割から降りたとき、一時的にディビッド・ヘンリー大佐を就け次にベンジャミン・トールマッジ少佐に振った。トールマッジは偵察とイギリス領内の諜報員を採用する目的で隠密裏にイギリス領を訪れ、ニューヨークの外でカルパー・リングを操作したことで名声を得た。

1776年、ワシントンはトーマス・ノウルトンを抜擢して、ノウルトン・レンジャーズとして知られる大陸軍初の情報戦部隊の指揮を任せた。ロングアイランドの戦いにおける情報欠如による失敗に懲りたワシントンは、彼に直接報告する偵察を主任務としたエリート部隊の必要性を痛感した。ノウルトンはフレンチ・インディアン戦争でも同じような部隊で務めたことがあり、すべて指名で集めた130名の兵士と20名の士官を部下に持った。部隊は正規軍兵士では危険で遂行が難しい様々な秘密の役割を与えられた。今日の陸軍情報部隊の記章に記された1776年の日付はノウルトン・レンジャーズ結成の日によったものである。

独立戦争中に目立った働きをした情報士官には他に、エリ・リーベンワース大尉、アレクサンダー・クラウ少佐、エリアス・デイトン大佐、ジョン・クラーク少佐、アラン・マックレーン少佐、チャールズ・クレイグ大尉、そしてトーマス・ミッフリン将軍がいる。

ポール・リビアとメカニックス

ポール・リビア記録にある最初の愛国者諜報員網は、熟練工を意味する「メカニックス」という名で知られるボストンの秘密グループであった。このグループは自由の少年達という名でも知られており、印紙法に反対して成功を収めた元の「自由の息子達」組織から成長してきたものだった。メカニックスはイギリス当局に対する抵抗を組織化し情報を集めた。そのメンバーの一人ポール・リビアの語るところでは、「1774年の秋と1775年の冬に、私はイギリス兵を監視し王党派の動きに関するあらゆる情報を集めることを目的に委員会組織を結成した主にメカニックスの30人の上層にいた。」リビアによれば、「我々は度々順番を入れ替え二人と二人で、夜どおし通りをパトロールしてイギリス兵を監視した。」

これに加えてメカニックスはボストンで破壊活動をしたりイギリス軍の軍需設備を盗み出したりした。しかし彼らの安全確保については素人のままだった。メンバーは常に同じ場所(グリーン・ドラゴン酒場)で会合し、指導者の一人(ベンジャミン・チャーチ博士)はイギリス軍の諜報員だった。

メカニックスの情報源を通じて、イギリス軍がレキシントン・コンコードの戦いの時の行軍を偽装した作り話を見破ることができた。安全委員会の議長であったジョセフ・ウォーレン博士は、敵の作戦の目標にされていると思われるレキシントンにいたサミュエル・アダムズとジョン・ハンコックに警告する任務をリビアに託した。リビアはチャールズヤウンの愛国者兵士に報せるためにオールドノースチャーチに警告灯を吊るし、続いて馬で出発した。リビアはアダムズとハンコックに報せるという初期の任務を果たした。続いてリビアはサミュエル・プレスコット博士とウィリアムス・ドウズとともにコンコードに警告するため馬で向かったが、途中でイギリス軍に捕らわれそうになった。ドウズは逃亡し、プレスコット博士はなんとか逃げ延びてコンコードの愛国者達に警告できた。リビアは尋問された後に開放された。リビアはその後レキシントンに戻りハンコックとアダムズにイギリス軍の接近を報せた。
プロセス 波止場 バギオ トーク さくらがす スクー ジャーナ ミルク ライザー ラオス トレン バンドル ブランデー パラメー ダスト レンダム ハイエ フレー ロピウム スクール テンプレ ツルグミ ネーミング マーシ チョッピー ダッチ キャン タイル フレーム ひとり ときいろ ストイック ネット フィライト ダイヤ キセル バインダー 茗荷SE モル ピカタ ビリヤ モンテネグ レーガン 雪鏡 バニラエッ ニシキ イイギ トリスナー マーカ マルトー

リビアは次の任務に向かった。それは土地の酒場からハンコックの所有するトランクに罪になるような書類を詰めて回収してくることだった。ジョン・ローウェルとともに酒場に行き、「マスケット銃の銃声が続いている間にそのトランクを作り上げた。」

ポール・リビアはその「真夜中の乗馬」の前にも伝令として働いており、戦争の初期もその役割を続けた。リビアの初期の任務はレキシントンへの乗馬のように重要なものだったと思われる。1774年12月、リビアはトマス・ゲイジ将軍指揮のイギリス軍がウィリアム・アンド・メアリー砦の確保に動いていることを報告するためにニューハンプシャーのオイスター川まで馬を駆った。この情報に力を得た植民地民兵のジョン・サリバン少佐は400名の兵士を率いて砦の攻撃に向かった。この攻撃で確保した400樽の火薬がバンカーヒルの戦いからの撤退を援護する愛国者達の役に立つことになった。

2009年02月19日

宇宙英雄ペリー・ローダンの登場種族一覧

宇宙英雄ペリー・ローダンの登場種族一覧(うちゅうえいゆう ? のとうじょうしゅぞくいちらん)は、SF小説「宇宙英雄ペリー・ローダン」シリーズに登場する、架空の種族の一覧である。
恒星エンジニア
アンドロメダのエネルギー生物。恒星とともに生き、その軌道をテレキネシスで操り、種族が住む人工天体も自分達で作った。嘘を知らない性格であったため、島の王たちに利用され恒星転送機ネットワークを作り上げた。宇宙空間でも生存が可能で、テレポートで移動する。

ツーノーザー
アンドロメダの衛星銀河であるアンドロ・ベータ星雲に居住する島の王たちの補助種族で、アンドロ・ベータの警固を担当する非ヒューマノイド種族。身長は標準的なテラナーと同型で、短い頸に球状の頭部、ひとつだけの巨大な目は複眼で、頭の根元から2本の長い鼻が伸び、これが手の代わりをする。ツーノーザーの名もこの鼻に由来する。本来の腕は短く華奢ながら、器用に動く。
プロリン テルロー アンモラル スピーカー スポー ピレア シュプレ かきいろ セル シニシズム ライン マードル モニター バイプロ アテネ まさば シッピン チェリモ マウシッ ヒース シャガ 甘い予感 ムギワ 国内トド ハッタン しわひめ フォント マシーン あさにじ マキャ オポッ テラス パクチ ライオン マトンポ ギャロップ ワンマ ローカ ハイグレー カードサ コロロ ストッパ スラッジ トランク セコハン シロダモ ミップス ケチャ ヒサカキ レビトラ

テフローダー
アンドロメダのヒューマノイド種族。肉体的には脳の一部の機能を除けば外見から肉体器官に至るまでテラナーと同じ。故郷世界はアンドロメダ星雲のテファ星系第三惑星テフロッド。2404年当時は島の王たちの忠実な補助種族で、アンドロメダ中枢部の直径2万光年の「禁断ゾーン」を取り囲む「警戒ゾーン」の防衛を担っていた。

テフローダーは5万年前にアンドロメダ星雲に避難してきたレムール人の末裔で、テフロッドを中心にアンドロメダに一大国家を築いたが、やがて島の王たちによって支配され、その補助種族と成り下がっていた。2406年に島の王たちが滅亡した事でその支配から解放されるも、アンドロメダの覇権をめぐりマークスとの間で戦争状態となり、真の故郷である銀河系のイーストサイドに移住するものも存在する。

パドラー
アンドロメダのエンジニア種族。自らの分子構造を自由に解消してどのような壁でも通過できる超能力を持つ事から構造ランナーと呼ばれた。スプリンガーに近いメンタリティを持ち、氏族が宇宙島を所持して造船・修理、農業、建設、植民などを担当していたが、島の王たちの不興を買った事で種族のほとんどが絶滅させられた。ヒューマノイドと同じ外見であるが、骨格は無く強靭な腱の束と軟骨で身体を支える。身長・肩幅は1メートル半で黒い肌である。

ハトル人
250万年前に宇宙の彼方からアンドロメダ星雲に植民し、そこに一大文明を築いた種族。精神的にも非常に成熟していたが、やがて文明は崩壊、ごく一部の生存者が“光の守護者”と称するようになり、2400年代にはテングリ・レトスが唯一の生き残りであった。外見はテラナーと同じヒューマノイド種族であり、永遠の船と呼ばれる直径30キロメートルの巨大な球形船を操る。

マークス
水素呼吸知性体の非ヒューマノイド種族。別名メタンズ。身長は2.5メートルで、半球上の頭部には前後にそれぞれ2つずつ目を持ち、長い腕には骨がなく強靭な筋肉であるために柔軟な動きが可能である。卵生で繁殖力が高い。酸化物は食糧から摂取し呼吸の必要はなく、水素呼吸の名は正確とはいえない。5万年前にアンドロメダ星雲を支配していたが、ハルト人との戦争で避難してきたレムール人によって銀河系に追放され、銀河系で勢力を持ち直すも紀元前8000年頃のアルコン人との戦争の結果、今度は銀河系から駆逐され、再びアンドロメダにおいて支配者である島の王たちの補助種族となった。2404年には島の王たちに反旗を翻し、その後テラナーと同盟して島の王たちを滅ぼした。以降はアンドロメダにおける実質的な支配種族となり、テラナーの同盟者でもある。

M87銀河
青肌
M87のヒューマノイド種族。農業管理やエンジニアなどの技術者カーストを形成する。

オケフェノケース
M87のヒューマノイド種族。惑星ポムペオ・ポサルに住み、哲人にして思想家のカーストを形成している。精神的には成熟した文明を持ち、種族全員がテレポーターである反面、肉体的には退化している。オケフェノケースは死後、独自の宗教観から遺体を特殊な棺で宇宙に送り出し、銀河中枢部の惑星モノルに運ばれ、そこで生物物理学的ハイパー再生の処置を受けて退化する前の肉体に過去の記憶を宿した上「中枢部の設計者」として蘇る。(オケフェノケースは死後自分がどうなるのか知らない)

基地のエンジニア
M87の支配層に属する知性体。中枢部の設計者の補佐を行い、M87銀河の管理や重要施設の運用を担当とする。鋼の要塞と呼ばれるエネルギー制御ステーション、軍事基地を兼ねた巨大ステーションの管理者であり、そこから基地のエンジニアという名前がついたとされる。外見はM87の知性体の主流である4本腕、短い脚、四つの目、球状の頭部を持つ種族で、白い肌の胸には青色の中枢石を持つ。

けだもの
M87にて7万年前に行われたバイオ実験の結果生まれた合成生物。生体戦闘マシンとして作られたため非常に好戦的であり、他の種族の存在を認めなかった。そのためM87はたびたび危機に見舞われた。銀河系に逃れたけだものの一部族は、やがてハルト人、震動守護者こと二次制約者、ウレブなどの種族に進化した。けだもの種族はスコアルの卵を遺伝子操作する事によって生まれ、その身体的特徴を受け継ぎ、種族によって大きさや皮膚の色は異なるものの、共通して2つの脳、3つの有柄な複眼、4本腕、2つの心臓と細胞をテルコニット鋼なみの硬度にする構造変換と呼ばれる特殊能力を持つ。

スコアル
M87においてかつては軍人カーストを形成していた4本腕の知性体。卵生でその卵を使った実験からけだものが生まれた。

ドゥムフリー
M87の軍人カーストに位置付けられる種族。4本腕のヒキガエルを思わせる知性体で、高い技術水準を持つ。正式な種族名はクルルックスだが獰猛な性格であるため、M87の諸種族からドゥムフリーと呼ばれている。

銀河系
アコン人
レムール植民者の末裔にあたりアルコン人の本家筋であるが、祖先であるレムール人と同じ褐色の肌を持ち退化現象は見られていない。地球から4万5000光年離れた銀河系中枢部の外縁のブルーの星系の第五惑星ドロラー(テラナーはスフィンクスと命名)を中心にアコン帝国を形成している。長きにわたる鎖国政策を取っていた事で、性格は傲慢で他の種族を見下す傾向があり、正々堂々と戦いを挑むよりも複雑で陰険な謀略を好む事がある。陰でアルコンIIIを破壊させたのもアコン人であり、犯罪組織コンドス・ヴァサクを操るのもアコン人である。

アスポルコス
ラトレイ星系アスポルクの準ヒューマノイド、飛翔爬虫類の末裔。身長は平均1.7メートルで頭部は逆さの洋梨。二対の複眼と、無毛の頭頂部から垂れる一対の肉垂が特徴。皮膚はグリーンで、鱗の跡が残る。上腕や首筋には皮膜があり、あまり退化していない場合には高所から滑空できる。

3440年?43年の大群危機では、肉垂につけたとさか飾り(PEW金属製)によってかえって知性が高まった。しかし、種族は“苦悶の声”に支配された。

アラス
銀河医師種族。スプリンガーから派生した種族で、医療を生業とする事で独自の発展を遂げた。球状星団M13に存在するケスナル星系第四惑星アラロンを拠点とする。銀河随一の医療技術、生物学を持ち、テラナーが宇宙進出を始めた時点においてはアルコン帝国における医療を独占し、商売のためには自ら病原菌を銀河にばらまく事も辞さなかった。長らくテラナーとは敵対関係にあったが24世紀以降はテラナーとの関係は良好になっている。外見はスプリンガーよりアルコン人に近い。

アルコン人
アコン人から派生した植民地人で紀元前18000年頃に球状星団M13を中心にアルコン帝国を成立し、高度な科学力と軍事力を持って銀河系に一大星間帝国を建設した。しかし時代が過ぎるにつれて生物的な退廃現象に見舞われるようになり、ローダン一行によるファースト・コンタクトの頃には帝国の統治を巨大なポジトロン脳である「ロボット摂政」に委ねるまでに衰退していた。テラナーが宇宙に進出するために高度な技術を授けてくれた恩人であるが、テラナーが銀河に勢力を拡大するようになった22世紀以降は銀河の表舞台から脱落するようになり、2329年にM13に存在する軍事惑星アルコンIIIを失った事で退潮は決定的となった。生物的な退化現象のため、明るい肌の色、白い髪の毛、赤い目のアルビノになっている。

アンティ
アコン人から派生したアルコン人と親戚筋の種族。アプトゥト星系第六惑星トラカラトを主星とする。種族全員がテラナーのミュータントの超能力を打ち消す「アンティ・ミュータント」であり、これからアンティという名前で呼ばれるようになった。また、メカ性エネルギー(エンジンやバリア)を強化する「個体過給器」でもある。バアロル教団という神を持たない宗教結社を組織してアルコン帝国を背後から支配しようと暗躍し、22世紀には不老不死の薬と偽って麻薬「リクヴィティフ」をばらまき銀河に麻薬禍を引き起こし、結果的には失敗するもその後も悪事に関わり、30世紀にはスーパーミュータント、リバルト・コレッロの誕生に関与してテラナーに攻撃を加えるなど陰謀体質は変わっていない。

イルト
別名ネズミ・ビーバー。その名前の通り外見を持つ身長1メートルほどの種族で、褐色の毛皮と一本牙が特徴。惑星トラムプを故郷とする。全員がテレパシーとテレキネシス能力を持つほか、潜在的なテレポーターである。非常な遊び好きで寿命は600年ほどである。2044年に未知種族の実験によって故郷が核火災で炎上し、その時点ではグッキー筆頭に30体が生き残り、火星にコロニーを作って住むようになったが、30世紀頃から少子化が進み、3460年まで生き残っているのは2931年に細胞活性装置を受け取ったグッキーのみ。

ヴィンクラン人
レムール人の末裔で、銀河系中枢部のプロヴコン・ファウスト暗黒星雲テコントクリーン星系ヴィンクランに住む。異常な居住環境に適応し突然変異を遂げ、エネルギー乱流を探知できる「パラ聴覚」の能力を持った。

ウニト人
準ヒューマノイド。頭部は象に近く、長い鼻の先は手のように動く。

シェボパル人
11世紀頃に星間飛行技術を発展させたヒューマノイド。外見はテラナーの伝承の“悪魔”にそっくりで、四肢に蹄、鼻に一対の触手、頭に一対の角を持つ。

スプリンガー
アルコン人から派生した銀河商人種族。氏族単位で行動し、宇宙船を故郷とする。銀河系における交易権を独占しており、自らの既得権益を守るためには戦争も辞さなかった。しかしテラナー系の自由商人が台頭するようになってからは、銀河貿易における独占権は無くなったが、有力な商人である事には変りはない。アルコン人とは異なって退化現象は見られておらず、ヴァイキングを思わせる巨漢が多い。氏族においては惑星に定住する者もおり、その中から医療を生業とするアラスや戦闘を生業とする超重族が派生した。

超重族
スプリンガーから派生した戦争を生業とする種族。自前の艦隊を持ち、アルコン帝国では帝国艦隊に次ぐ戦力を保持していた。基本的にはスプリンガーの依頼を受けて戦争を行うが、他の種族に雇われる事もある。祖先が大重力の惑星に植民したために身長・横幅が1.5メートル、体重600キログラムあまりの巨漢種族であり、通常重力下では抜群の反射神経を発揮し、スプリンガー諸氏族で一番の宙航士と評せられる。

テラナー
地球に発した人類の総称。ローダン達が月面にて異星種族のアルコン人と接触した事により宇宙航行に必要な技術を手に入れ、地球上の諸勢力を統合して太陽系帝国を建設。その後銀河の各地での活躍や様々な試練を乗り越えていった事により22世紀頃までには銀河系でも屈指の巨大勢力へと成長し、35世紀においても銀河系では軍事・経済面で最強の勢力を誇る。狭義には地球生まれの者だけをテラナーといい、植民星生まれの者は植民地テラナーと区別する場合がある。5万年以上昔の祖先レムール人を第一次人類、テラナーを第二次人類と称する場合もある。ちなみに第一次人類であるレムール人に発するヒューマノイド種族はテラナーとは呼ばない。

テラナーからの派生
植民地テラナー
イマルト人/エプサル人/エルトルス人
21世紀初頭の第一次植民ラッシュの際、クライト星系エルトルスの3.4Gの重力に適応するために遺伝子操作による「環境適応プログラム」で誕生した新しいテラナーの代表。身長は2メートル半、体重は800キロの巨漢種族でその身体能力はテラナー諸種族の中でも最強とされる。
オーロラ人
惑星オーロラの気候に対応した、いわば水棲人。
オクストーン人
重力が4.8Gでブリザードと熱風が交互に吹く過酷な環境である惑星オクストーンに適応するために環境適応プログラムを極限まで追及した結果生まれたテラナーの最強種族。外見はテラナーとさほど変らないが、身体能力ではエルトルス人をしのぐ所がある。33世紀にはプログラムにより、極限の高温・低温、有毒大気に耐えられる新しいオクストーン人が誕生した。
シガ星人
エルトルス人同様21世紀初頭に惑星シガに植民した植民地テラナーの代表的種族。惑星シガがめぐる恒星グラドルの放射線が原因で小人化し、世代が経つにつれて身長20センチメートルほどに矮小化していった。その代わりに非常に長命で千年以上も生きる者がいる。小人種族であるためにマイクロ工学に卓越し、またUSOのスペシャリストも輩出している。
プロフォス人
21世紀初頭に植民された惑星プロフォスと、プロフォス人が開発した植民星の住人の総称。植民にあたり遺伝子操作はしていないが、テラナーの寿命が140歳程度であるのに対してプロフォス人の寿命は500から800歳に達する。

職業的分離種族
身体的にはテラナーと同じながら、独自の文明を持つとされる。

自由商人
その名の通り商人たちの集団で、首都をボシック星系オリンプに置く。25世紀初頭に構築され、2415年にはスプリンガーとの決戦に勝利、銀河系の貿易を一手に握る。建国者はロワ・ダントン、35世紀の皇帝はアンソン・アーガイリス(ロボット)と、変わり者が多い。
宙賊
「賊」とはいうが、一応太陽系に協力するグループ。
ノーマッド
サーカスなどを運用する。
プロスペクター
鉱石などの採取を行う。インケロニウムを最初に発見したのもプロスペクター。
ホモ・スペリオル
3440年の痴呆化放射の中で知性を保ち、テラナーを支配した自称“新人類”。その正体は、50年ほど前からゆっくりと変異していた放射に適応したミュータントであった。3442年に放射が弱まると、数週間で絶滅した。

トプシダー
オリオン=デルタ星系を故郷とするトカゲから進化した宇宙航行種族。アルコン帝国に隷属しているが、しばしば反乱をおこしていた。非常に知的で判断力に富む反面、残酷で仮借を知らない。

パラマグ
パラマグ・アルファ星系ワーベ?に住む“サル=ビーバー”。PEW金属と共生し、パラトランス変形能力によってPEW金属を通り抜けられる。

ハルト人
銀河中枢部のハルタ星系の惑星ハルトを故郷とする非ヒューマノイド種族。身長は3.5メートル、体重は2トン。3つの目、4本の腕、2本の脚、2つの心臓を持つ。脳は通常脳と生体ポジトロニクスといえる計画脳の二つを持ち、両方を同時に使う事も出来る。肉体を鋼鉄以上に強化する構造転換能力を持ち、短時間なら真空中も行動が可能である。

祖先はM87にてレトルト培養された人工生命「けだもの」種族から分化したものであり、5万年前に銀河系に侵攻してレムール人を絶滅の淵に追いやった。しかし2万年ほど前にレムール人が発明した「心因性リジェネレーター」によって平和愛好種族となり、惑星ハルトに引きこもり静かな生活を送るようになった。

祖先から受け継いだ破壊衝動を昇華するために、しばしば衝動洗濯と呼ばれる冒険に出、また単性生物であるため母性本能が高く、銀河諸種族を我が子のように愛する。

バルニト人・ブハン人
象鼻のヒューマノイドで、おそらくウニト人の親戚。

ファンタン星人
地球から約800光年ほど離れたミューラ基地からさほど離れていない星の出身と思われる。上が丸くなった円筒形の身体をもち、表面はうろこで覆われている。上半身にいくつか暗い穴があり、それが目、口、耳、鼻の役割を果たす。手足に相当する6本の枝がついている。場所は不定。性別はなく、挿し木式に繁殖する。恒星間飛行技術は有しているが、技術レベルはかなり低い。

ブルー族
銀河系イーストサイドに強大な勢力圏を持つ酸素呼吸知性体。体型はテラナーに近いが、頭部は直径50センチの皿状で、前後に二つずつ計4つの眼を持ち、細長いホース状の首で胴体と繋がっている。卵生で繁殖率が高く、居住世界を求め銀河系イーストサイドに勢力を広げて第二帝国と呼ばれる星間国家を築いた。龍型生物シュレッグヴルムが分泌する超高硬度物質モルケックスの秘密を独占していたカダス人が種族全体を支配していたが、連合帝国との戦闘の中でモルケックスが失われるようになると支配力が弱まり、その後は果てしない内戦状態に突入した。

プレビオ

レムール人
レムリア大陸に発し、高度な星間文明を築いたテラナーの祖先。第一次人類と呼ばれる。太陽系諸惑星・衛星をはじめ数多くの星系に植民して強大なレムール帝国を築きアンドロメダ星雲にも進出したが、紀元前50088年?49988年のハルト人の侵攻による戦争によって種族は四散した。植民者の子孫からはアコン人やアンドロメダ星雲に植民したテフローダーなどが独自の文明を築いていった。外見は肌が褐色であるほかはテラナーとほぼ同じだが、脳の機能や構造ではテラナーをしのぐ部分がある。

グルエルフィン銀河(NGC4594銀河)

カピン族
グルエルフィン銀河を故郷とするヒューマノイド種族。最古の種族であるガンヤス人を始祖に各種族(タケル人、モリタトール、ジュクラ人)に分化していった。外見はテラナーと全く変わらず、35世紀時点でのカピンの技術力はテラナーとほぼ同じ。カピンの一部はペドトランスファーと呼ばれる超能力を持ち、精神を肉体から分離させ特定の目標に取り付いて自由に操る事が出来る。分離した肉体は不定形の固まりとなり、これは残留体と呼ばれる。また「ペドパイラー」と呼ばれる技術施設を使うと、肉体をともなったままテレポートする事ができ、その能力はペドパイラーの規模に左右されるものの、巨大なもの同士ならば数千万光年離れた銀河間の移動も可能となる。

グルエルフィン銀河では約20万年前までガンヤス人による統治が行われていたが、やがてタケル人が全カピンを支配しようとする野望を抱き、ガンヤス帝国の指導者「ガンヨ」が姿を消してからは支配者となったタケル人と非タケル人との間の内戦が銀河中に起こり文明は停滞していた。3437年、テラナーの遠征で真正ガンヨのオヴァロンが帰還した事によって情勢は激変し、最終的にはタケル帝国が打倒された事により、オヴァロンはグルエルフィンの統治者に認定され全銀河の統一を果たす。その後カピンはテラナーとの同盟関係にある。

またカピンは20万年前に地球を訪れており、太陽の近くにペドパイラーを残した。そして彼らの一部は原住民(のちのレムール人)との間に子孫を作った。つまりカピンはテラナーの祖先とも言えるのである。
ウェサケノス

オルコノル

オルドン人
ガンヤス人
全カピンの祖である種族。紀元前20万年前までグルエルフィン銀河全域にわたるガンヤス帝国を支配していたが、その指導者「ガンヨ」が姿を消した後の権力抗争の中でタケル人によるクーデターで帝国の実権を奪われ、大多数のガンヤス人はグルエルフィン銀河の衛星銀河であるモルシャズタス小銀河に逃れそこでひっそりと暮らしていた。

3437年に真正ガンヨであるオヴァロンが帰還した事によって、勢力を盛り返しタケル人を打倒してグルエルフィン銀河の統治権を奪還した。

タケル人
カピン主要種族の一つ。20万年前に全カピンを支配しようとする野望を抱き、その一環として太陽系において違法な遺伝子実験を実施した。そしてクーデターを起こしてガンヤス帝国を乗っ取りタケル帝国を成立させた後は、グルエルフィン銀河全域を圧政下に置き恐怖政治を行っていた。

3437年に真正ガンヨのオヴァロンが帰還した事でガンヤス人が一斉に蜂起して全面戦争に突入し、3438年にタケル帝国は崩壊した。

ジュクラ人
辺境の故郷を持たないカピン。タケル人の破壊活動による放射能で寿命は20歳に制限された。

ファルログ
モリタトール
太古の歴史や伝説を語り継ぐ語り部種族。真正ガンヨを認定する使命も持つ。

大群
カルドゥルス
大群の支配種族。昆虫から進化した非ヒューマノイド種族であり、身長は2.5メートル。二本の腕と脚、丸い頭部には二つの複眼と昆虫を思わせる三角形の口を持つ。平均寿命は地球年に換算して約2000年。種族全員がそれぞれ異なった超能力を持つ。大群の統治には政府や指導部などを持たず、種族ごとに役割を決めて共同で支配していた。「カルドゥルス」という意味は、大群内の共通言語インターカルティスで“知性を運ぶ者のちいさな子ども達”を意味する。

はるかな太古にサイノスによって補助種族に採用されたが、約百万年前に叛乱を起こしてサイノスを追放、その後は自身の生命延長のために大群を支配した。支配方法は自らを神格化する事で、補助種族に崇拝させるという単純なものであった。「黄色い征服者」と呼ばれるカタツムリ型種族カルティスが分裂により繁殖する際に分泌される液体(「活性化霊薬」と呼ばれる)に浸かる事で生命を延長していた。しかしカルティスが分裂する際に放射するプシオン性エネルギーに弱いため、これを浴びると錯乱する。

カルティスの繁殖場所を確保するために複数銀河を巡り数多の惑星を犠牲にし銀河系までも侵食しようとしたが、3443年にサイノスが大群を奪還するためにプシオン性ハイパーエネルギーを解放した事により数時間の後に全滅した。

黒い悪魔

ゲディンガー・クロク人
サイノス
大群の管理種族。数百万年前に大群を建造した“知性播種者”によって大群の運営を任された。しかし大群が前回に銀河系を訪れた約百万年前にカルドゥルスの叛乱に遭って追放され、種族の大半は銀河系に逃げ延びた。その後、銀河系の多くの惑星に3人、ないしは7人、9人単位で散らばり原住種族に変身してそれぞれの文明を発展させていく一方で、「秘密帝国」と呼ばれる組織を作り、大群奪還のための下準備をしていた。銀河の各地に残る七賢者ないしは九賢者の伝説は彼らの事を指すといわれている。

超心理モデュレーションと呼ばれる超能力を持ちどんな姿にも変身出来るが、真の姿は見せない。彼らは死亡する際に、“影なきオベリスク”と呼ばれる光が当たっても決して影の出来ない石状形物質となる。

3443年にテラナーの協力によってカルドゥルスが全滅した事により、大群の指揮権を取り戻し銀河系にいたサイノスは大群と共に旅立っていった。

大群の敷設者
パープル人

ラクーン

大マゼラン銀河
グラド
ライオンに似た顔とたてがみを持つ大マゼラン星雲のヒューマノイド種族。テラナーと比べると小柄である。ボウル星系第三惑星ボウルタトを中心に高度な科学文明を築いたが、時間実験を行った事で時間警察による攻撃を受け、22世紀からゲリラ戦を展開していた。勇敢で誇り高い種族。

ナウパウム・カトロン銀河
デュイント人
ナウパウム銀河におけるヒューマノイド種族。エヴェルタアト星系第4惑星デュイントを故郷とする。身長は1.7メートルほどで、一対の手足と指は6本、コウモリのような尖った耳を持ち、身体には体毛を生やしているが、この身体的特徴はナウパウム銀河のヒューマノイド種族において共通である。ナウパウム銀河最大の国家「ナウパウム・レイチャト」の主要種族で、ヤァンツトロン人、レイト人と同様に祖先は「ユーロク」から分化した種族である。

ナヴァター
ナウパウム銀河における非ヒューマノイド種族。イリヴィト星系第2惑星イリヴィトムを故郷とする。昆虫型種族。直立歩行をするシロアリのような外見である。2対4本の腕に6本の指がある。こぶし大の複眼と三角形の口を持ち、触覚がこめかみ部分から出ている。全身は光沢のある褐色をしている。些細な事で激昂して相手を殺すことがあり「ナウパウムの殺し屋」との異名を持つ。その性格と身体能力から護衛として雇われる事が多い。

ペトラクツ人
ナウパウム銀河における非ヒューマノイド種族。シャイルム星系の惑星ペトラクツを故郷とする。トカゲ型種族であり、外見は直立歩行する肉食恐竜を思わせるがっちりした体つきをしている。身長は1.7メートル。南瓜を潰したような丸みの帯びた顔をしており、8の字を横にしたような複眼を頭の両側にある。手足はそれぞれ二本ずつ、短い尻尾を持ち、全身はブルーグリーンの鱗で覆われている。

ペルトゥス
カトロン銀河発祥の太古種族であるが、3457年時点においては既に滅亡している。本来の姿は一切不明ではあるが、脳だけの状態で生存している姿が確認されている。脳は必要なら石化して数万年から数十万年生存する事が可能である。

ペルトゥスは数十万年前にナウパウム銀河に進出し、当時ナウパウムを支配していたユーロクと衝突し戦争となったが、長い戦いの末に敗北し撤退を余儀なくされ、最終的にはカトロン銀河にて滅亡した。しかし彼らは戦争中にユーロクの絶滅を狙って「バイオ感染プログラム」を発動させ、遺伝子に悪影響を与える放射性物質「ウィフィノム」を散布する事で敵の繁殖衝動を高めて人口爆発を引き起こし、最終的には種族を絶滅させる長期的攻撃をかけていた。

ペルトゥスはこの攻撃の成果が出る前に絶滅してしまったが、この攻撃によって戦争から10万年後のナウパウム諸種族を破滅寸前に追い込んでいた。3457年時点におけるナウパウム銀河の人口過剰問題は彼らに由来していたのである。

ポインコル
ナウパウム銀河における非ヒューマノイド種族。身長は1.3メートルで丸い頭に大きな目と大きな耳、体格は痩せ気味で無毛、赤みの帯びた肌を持つ。種族としての地位はボルティンと同等。

ボルティン
ナウパウム銀河における非ヒューマノイド種族。大猿に似た外見で、身長2メートル、手足は両対で指の数は6本である。体毛は黒で、丸い顔に突き出した額と丸い耳を持つ。種族の性向として他者に仕える事を好み、ナウパウム銀河全域において従者種族として重宝されている。3457年に“反それ”の陰謀によってナウパウム銀河へと流されたローダンの脳が最初に移植された種族でもある。

ヤァンツトロン人
ナウパウム銀河におけるヒューマノイド種族。ツォオルノム星系第4惑星ヤァンツァルを故郷とする。ナウパウム銀河最大の国家「ナウパウム・レイチャト」の主要種族で、デュイント人、レイト人と同様に祖先は「ユーロク」から分化した種族である。

ユーロク
ナウパウム銀河を太古支配していた種族であるが、3457年時点においては既に滅亡している。太古圧倒的な科学力を持って他の種族を征服しナウパウム銀河全域を支配した。しかし種族が絶頂期を迎えたある時期から、自分達にしか理解できない哲学に傾倒し、侵略や版図拡大、権力、種の維持などに興味を失い、紀元前10万年頃には自分達が手に入れた全てのものを放棄して故郷惑星に引きこもり、僅か数世代のうちに滅亡した。

種族としてユーロクは滅亡したが3457年時点でも脳だけの存在となったユーロク2体が存在しており、彼らは惑星ヤァンツァルの政府と協力関係にあり、必要に応じて肉体を手に入れ「サイナック脳」と呼ばれる特別な脳(なおサイナック脳というのはナウパウム銀河の言語で「さらわれてきた脳」を指す)の捜索を担当する「サイナック・ハンター」として活動をしている。

3457年時点におけるナウパウム銀河の主要種族、デュイント人、ヤァンツトロン人、レイト人はユーロクの末裔にあたる。

レイト人
ナウパウム銀河におけるヒューマノイド種族。パストレイヴ星系第6惑星レイトを故郷とする。ナウパウム銀河最大の国家「ナウパウム・レイチャト」の主要種族で、デュイント人、ヤァンツトロン人と同様に祖先は「ユーロク」から分化した種族である。

公会議関連
ラール人
3459年にテラナーの前に現われた種族で、「七種族の公会議」を構成する主要七種族の一つ。NGC3190銀河出身のヒューマノイド種族。身長は1.6?1.7メートル。黒あるいは黒褐色の肌を持ち、筋骨隆々の体型をしており手足はそれぞれ2本ずつ、目はエメラルド色、4つの鼻の穴、黄色い唇を持ち、髪は剛毛で赤銅色からブロンドまで様々な色をしている。特に耳は首のあたりまで延びており鰓を思わせ、聴くだけではなく超音波を発する事が出来る。技術力ではテラナーより1000年先行しており、エネルギーを物質化する「SVE(構造バリアブル・エネルギー・セル)技術」を持ち、これを軍事分野でも活用しているため強い軍事力も有している。ラール人の政治体制は独裁制がしかれており、政府高官の一つに「ヘトソンの告知者」が存在する。

プロヴコナー
3459年にテラナーと接触したヒューマノイド種族で、ラール人の親戚筋にあたり、体格的な変化は見られない。発祥世界はNGC3190銀河のエルクル=アン=テク星系第三惑星ホプトレク=ハイク。公会議体制下ではラール人の支配下にあり、独立を目指してレジスタンス運動を行っている。3459年2月にテラナーは公会議の会議場惑星であるハルトツォン星系第二惑星ヘトッサにてプロヴコナーのレジスタンスと接触し、公会議に対抗するために同盟を結んだ。

ヒュプトン
3459年に銀河系に現われた種族で、「七種族の公会議」を構成する主要七種族の一つ。非ヒューマノイド種族で、コウモリを思わせる飛翔種族。故郷世界はクマシィ=プツアン銀河に存在するとある氷惑星。体長は70センチで、コウモリに似た頭部に黒くて丸い一対の目を持ち、頭の横には耳の代わりとなる渦巻状のレースを思わせる器官があり、これによって超音波を聞き取る事も出来る。また身体の色は乳白色から透明に変化する。通常数千体が天井からぶら下がって房のような物体「ヒュプトン・ブロック」を形成して房の最下部にいる個体が全体を代表して会話をする。

ヒュプトンは公会議が占領した天体における占領政策を担当し、他の種族に計画と助言を与える役割を担っている。そのためラール人も占領地における統治政策に関しては、ヒュプトンの承認を得なければならない。またラール人はヒュプトンが他種族に対する絶対的な説得能力を持っている事より、「パラ論理・心理麻酔医」とも呼んでいる。

マスティベック人
3460年に銀河系に出現した種族で、「七種族の公会議」を構成する主要七種族の一つ。精神生命体で公会議ではSVE艦に“充電”する役目を担っている。故郷世界は未知の銀河に存在する惑星ジョイル。技術力に関して3460年時点において公会議で最も優れていると思われる。

マスティベック人は想像を絶する長い歴史を持ち、その歴史の中で3次元・4次元世界の全ての謎を解明して種族は不死となった。やがて解明するものが無くなり種族に停滞の危機が訪れると、肉体を捨てて精神生命体となって別宇宙へと旅立つも、その宇宙に生命体が存在せず孤独に陥ろうとした時に元の3次元・4次元世界に戻り、他の種族とコンタクトして技術的に援助する事にした。

3460年時点においてマスティベック人は肉体が存在した頃に作った黒いピラミッド(通称「権力のモニュメント」)の中で暮らし(正確にはピラミッドに通じる“X次元”と呼ばれる空間に暮らしている)、過去にラール人との間で結んだ何らかの契約によって、SVE艦を“充電”する仕事を請け負っているが、公会議の政策にまでは全く関与していない。

グライコ人
3460年に銀河系に出現した種族で、「七種族の公会議」を構成する主要七種族の一つ。公会議では調停役を担う非ヒューマノイドの鳥形種族。故郷世界は未知の銀河に存在する「宇宙島」と呼ばれる人工天体。身長は4メートルを越え、頭部は20センチの球形で、一対の大きな目と嘴を持ち、胴体は2メートル程のシリンダー型に竹馬のような3本の足を持ち、手は2本で触手の様で関節は無く指は5本、また胴体との間に飛翔膜が存在し普段は身体に巻きつけている。肌は砂色でざらざらしている。

グライコ人は脳と肉体からプシオン性放射を発して相手を忠実にさせる特殊能力を持っており、この能力によって公会議の調停役として他の6種族をまとめている。グライコ人の存在が無かったら公会議種族は互いに異質すぎて、分裂・崩壊していた可能性があったかもしれない。また彼らは公会議の目的を宇宙に平和をもたらすものと信じており、ラール人とヒュプトンは公会議による支配体制の実態をグライコ人に知られないようにひた隠しにしている。

その他
ウィリー
マット状の透明な体を持つ。二百の太陽の星で、ポスビに仕える。

アッカローリー

時間警察

ウレブ
けだものの一種族で、他の種族に自らのアイデンティティをもぐりこませて乗っ取る事が出来るほど進化を果たし、時間警察の最上位勢力である「第一震動力」を名乗る。大小マゼラン星雲の中間に位置するエネミー星系が本拠地。何者かが時間実験によって過去に遡って自分達の存在を抹殺してしまうかもしれないという強迫観念から時間警察を組織し、5万年前に時間実験を行ったレムール人を攻撃して壊滅的な打撃を与えたり、2430年代にも2度にわたって銀河系を蹂躙した。2437年にけだものとの戦いに決着をつけようとした「中枢部の設計者」が派遣した大艦隊による攻撃でエネミー星系ごと滅ぼされた。

シンボフレックス=パートナー
二次制約者
けだものの一種族。震動守護者ともいう。時間警察の中核をなし、半生体戦闘船ドランを操る。第一震動力の命令で、テラナーに対して2436年から2437年にかけ二度にわたり攻撃し、二度目にかけた大攻勢では太陽系帝国を壊滅寸前に追い込んだ。身体的特徴はハルト人と同じだが、身長は4メートルから4.5メートルで体格的にはハルト人より一回り大きい。頸には「シンボフレックス・パートナー」と呼ばれる小型の共生体が接続しており、共生関係となっていたが、実態は第一震動力によって制御下におかれていた。普段は超空間のパラトロン・フィールド内のパラ武器庫の基地にて深層睡眠におかれており、出撃の時を待つ。

にせグラド
グラドにウレブが乗り移ったもの。外見はグラドと変わらないが、体重がかなり増えるので区別できる。

パーリアン
デュプロ
島の王の機械「マルチデュプリケーター」によってコピーされた知性体。外見は元の知性体と同じながら、完全に島の王の奴隷である。超能力や疾患はコピーされない(「マルチデュプリケーター」では非生物もコピーされる)。

ドルーフ
時間の流れが異なる第二時間平面、別名ドルーフ平面の宇宙にて発展した宇宙航行種族。リニア航法をはじめとする高度な技術力を有している。昆虫から進化した非ヒューマノイドであり、身長は3メートル、丸い頭部に4つの目を持ち、触角に発する超音波で意志を疎通する。中心世界はドルーフ平面のシアメド星系第十六惑星ドルーフォン。銀河系の属する時間平面とドルーフ平面(なおドルーフ平面では時間の流れが銀河系の属する時間平面と比べて7万2000分の1の遅さである)が接触した事によって出現し、銀河系への侵攻を企てたが、二つの時間平面が遠ざかった事により脅威は無くなった。ドルーフの戦いの過程でリニア航法の技術がテラナーにもたらされた。

ポスビ
生体ロボット・ポジトロンの略称。銀河外縁部から28万光年離れた所にある「二百の太陽の星」が中心世界で、有機的存在である細胞プラズマの集合体の「中央プラズマ」が種族全体を統括している。アンドロメダ星雲の知性体ローリンが銀河系に侵攻した際に、惑星メカニカに住むロボット技術に長けたトカゲ族に強制させて作らせたロボットがポスビの祖先にあたる。この時にポジトロン脳に細胞プラズマを移植させた事から、主人であるローリンを含めた有機生命体を敵と見なし、2113年にはテラナーもポスビの攻撃を受けた。彼らが用いる宇宙艦「フラグメント船」と武器「トランスフォーム砲」、防御兵器「相対バリア」は、銀河系のどの宇宙航行種族のものも上回るものであり、そのため彼らの脅威に対抗するためにテラ・アルコン・アコンは軍事同盟を結ばなければならなかった。

やがてローダン達によって「憎悪回路」が中央プラズマの中に発見され、これが破壊されるとポスビはテラナーと敵対する事は無くなり、その後は良き同盟者となった。

プローン人
3460年にテラナーが星のメールストロームにて遭遇した非ヒューマノイド種族。地球の蟻のような姿をしており、身長は2メートルで二足歩行する。故郷世界は星のメールストロームの片方に連なるプローン銀河。技術力においては3460年時点でテラナーと対等で、地球の蟻と同様に女王を頂点とした社会制度をとっている。3460年時点においては星のメールストロームならびにプローン銀河における最有力種族であり、テラナーがメールストロームに漂着した当初は敵対していたがその後和解した。

2009年02月03日

池田氏(いけだし)は、日本の氏族の一つ

池田氏(いけだし)は、日本の氏族の一つ。諸国の池田の地名(池田荘・池田郷など)による氏族。
まっち棒 きたみ ショートス バルト デンバー トスタチン チップ はじめて ばんか カラー ニュー ラジウム アドミラル プロフィット ネリカ スレッド 恋草子 ラッカー プレミア コリック サーフス ケード アサイン サーチ大潮 リンガ メイリオ オブラー ソクラ コサック からし菜 パラリ ゲバ上位 ヌーデン セルフレジ 草枕 トング 夢の果て ホソル びわ検 ひつじの涙 チャイ ナッツ パー 対策リマ ブラボ タイム ラングーン メキシコ ハクサンイ かいらん

中世においては細川氏に仕えた摂津国の池田信正や池田勝正の一族が有名であり、居城であった池田城の項目に池田氏についてそれなりに書かれている。しかし近世以後において池田氏と言えば、池田恒利を祖とする備前国岡山藩、因幡国・伯耆国鳥取藩を治めた大名の池田氏のことを示すようになった。

近世大名となった池田氏は摂津池田氏の中興の祖である充正の弟の恒正、あるいはそれより3代後の恒利が尾張に移った時から始まるとし摂津池田氏と同族であることを強調しているが不確実で何の確証もない(後述の摂津池田氏の出自を参照)。

また、池田氏は江戸時代初期、幕府は諸大名に命じてその系図を提出させたことがあった。引き続き、尾張藩儒官堀正意に依頼し系図を作成してもらった。鳥取池田家の分家鉄砲州家の五代藩主で学者の池田定常は自分の系図を調べた結果『今の武家は民間よりあらわれて大名になった者が多いのでのその先祖はよくわからない。池田家は信輝より以前はその実一決しがたい』と述べている(新井白石も『恒利をもって祖としそれより以前は疑問』と言述している)。

現在では仮冒による系譜的擬制を図った可能性が強いとされている。

各地の池田氏

地名から池田氏を名乗った一族
美濃池田氏 美濃国池田郡池田荘に住み、池田氏を称する。
摂津池田氏 摂津国豊島郡池田に住み、池田氏を称する。
伊予池田氏 伊予国周敷郡池田郷に住み、池田氏を称する。

その他の池田氏
近江国佐々木氏の一族にも池田氏があり、こちらからは近世に池田秀氏を輩出している。

出羽国庄内にも池田氏があり、朝日山城主池田盛周が代表的な人物である。

摂津池田氏

摂津における池田氏の出自は紀氏、摂津源氏頼光流、橘氏(楠木氏系とも)ともいわれはっきりしない(なお、後述の近世大名池田氏の出自に関する記述も参照)。美濃池田荘の開発領主であった紀氏の一族から派生したとされる。平安時代から戦国時代にかけて、源氏、楠氏、足利氏、細川氏、三好氏とそれぞれの時代における摂津の支配者の配下として拠点となる自らの城を持って活動したが、信長が力を持ったことで三好氏が衰退していくころ摂津池田氏も三好氏を裏切って信長につくか否かで内紛が起こり衰退していった。しかし信長の家臣として活躍した池田勝正や秀吉の家臣になった池田知正がいた。ちなみに勝正はすぐに信長の家臣になって忠実だったが、知正は信長の家臣として功績を挙げていた「池田21人衆」の荒木村重の家臣になり、共に謀反を起こし信長に敵対し妻子を処刑され、その後やっと秀吉の家臣になった。信長には最後まで抵抗したといえる。安土桃山時代の当主池田知正は家名を保ち江戸時代には旗本となったが、その死後まもなく改易となった。子孫は知正の弟の光重の系統が続いている。


太線は実子、細線は養子。
   ┃
  景正
   ┃
  教依
   |
  教正(楠木正行の実子?)
   ┃
  佐正
   ┃
  家正
   ┣━━━┓
  充正  恒正?
   ┃   ┃
  貞正  恒之?
   ┃   ┃
  信正  政秀?
   ┃   |
  長正  恒利?
   ┝━━━┳━━┓
  勝正  知正  光重

池田氏(近世大名)
通し字は「政」。

出自
近世大名の池田氏の系譜は、新井白石が作成した系譜の『藩翰譜』(または後世の『寛政重修諸家譜』)によると、源頼光の末裔を自称し、頼光の四世孫でかつ源三位頼政の弟にあたる泰政がはじめて池田氏を称したとされる。

泰政の九世孫と称する教依(のりより)は内藤満之の娘を妻とした。この妻はかつて楠木正行に嫁いでいたが正行の戦死で教依に嫁いだという。そのため、教依の子教正が正行の子であるという説が生まれ、この説は池田光政以降も根強く続いたといわれる。

そして、教正の五世孫にあたるのが池田恒利というものである。しかし、この系譜は確証性が乏しく、仮冒の可能性が高い。系譜の比較考証が考慮する必要性がある(滝川氏と同族説もある)。

また、『寛永諸家系図伝』の作成者林羅山(或いはその子大学頭鵞峰)の言述によると、寛永9年(1633年)に藩主の座に就いたばかりの岡山藩主池田光政は「わが家の遠祖は源頼光流とするように」と自らの系譜作成を依頼したという。 

また、近世の池田氏は上記の通り摂津池田氏の系統だと言われてきたが文政4年(1821年)に美濃国池田荘本郷村の龍徳寺から恒利の戒名「養源院殿心光宗伝禅定門」の五輪塔が発見されたことから美濃池田氏の系統である可能性も出ている。

歴史
ともかく池田家の始祖池田恒利は滝川貞勝の息子とされ尾張国の織田信秀に仕え、その妻・養徳院が信長の乳母となっている。その子の恒興は、信長の下で戦功を立て、信長の死後は羽柴秀吉に仕え美濃国大垣城主13万石を領した。恒興とその嫡男の元助は小牧・長久手の戦いで豊臣方につき戦死する。しかし、恒興の次男輝政は逆に徳川家康に接近して娘婿となり、以降池田家は外様でありながら徳川家一門に準ずる扱いを受けるなど破格の待遇を受けるようになる。関ヶ原の戦いでも徳川方につき戦後功により播磨国52万石を賜り姫路藩主となり、姫路城を現在に残る大規模な改修を行った。1603年(慶長8年)輝政の次男忠継は、兄利隆の監国で備前国28万石を与えられ、岡山藩主となった。さらに1610年(慶長15年)には、輝政の三男忠雄に淡路一国6万3千石を与えられ洲本藩主となった。1613年(慶長18年)、輝政が没すると、播磨国の遺領は長男・利隆が相続し、一部が弟忠継に分与された。利隆の没後、嫡男光政は幼かったことから因幡・伯耆両国内に32万石に移封となり鳥取藩主となった。備前国は忠継の没後、弟忠雄が家督を継ぐ。しかし、忠雄の没後、嫡男光仲が幼少であったことから鳥取藩の光政と入れ替えられた。以後、光政系が岡山藩、光仲系が鳥取藩を相続した。明治維新後、華族令により、ともに侯爵に列せられた。

系譜
太線は実子、細線は養子。
(岡山藩・鳥取藩、恒利以前は摂津池田氏の系譜も参照)
恒利

恒興
┣━━┳━━┳━━┓
元助 輝政 長吉 長政
┃  ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓
由之 利隆                        忠継 忠雄 輝澄 政綱 輝興
┃  ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  |
由成 光政                     恒元 忠雄
┃  ┣━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━┓  ┃  ┃
由孝 綱政            政言    輝録 政周 光仲
┃  ┣━━━━━━━┳━━┓  ┃     |  |  ┣━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┳━━┓
由道 継政      軌隆 恒行 政倚    政晴 恒行 綱清       仲澄             清定 清勝
┃  ┃       ┃     |     ┣━━┓  |        ┣━━┳━━┓        |
政方 宗政      政晴    政方    政員 政弼 吉泰       仲央 吉泰 定賢       定賢
    ┣━━━┓         ┣━━┓  |     ┃        ┃              ┃
   治政 相良長寛       政香 政直 政弼    宗泰       仲庸             定就
    ┃   ┃         |     ┃     ┃        ┣━━┓           ┃
   斉政 相良頼徳       政直    政恭    重寛       澄延 延俊          定得
    |   ┃         ┃     ┃     ┣━━┳━━┓  |              |
   斉敏 相良頼之       政養    政範    治道 澄時 仲雅 延俊             定常
    |   ┃         ┣━━┓  |     ┣━━┓     |              ┣━━┓
   慶政  章政        政共 政善 政和    斉邦 斉稷    澄時             定興 定保
    ┝━━┓          |     ┃     |        |              |
   茂政 政時         政善    政礼    斉稷       仲雅             定保
    |             |           ┃        ┣━━┳━━┓        |
   章政            政詮          斉訓       仲律 清直 仲諟       清直
    ┣━━┓                      |        ┣━━┓  ┣━━┳━━┓  |
   詮政 政保                     慶行       仲建 慶行 清緝 徳定 徳澄 清緝
                              |        |              |
                             慶栄       徳澄             徳定
                              |
                             慶徳
その他諸家系
恒興
 ┣━━━━━━━━┳━━┐
輝政       長吉 養女━┳━下間頼龍
 ┣━━┳━━┓  ┃     ┃
輝澄 政綱 輝興 長幸    重利
 ┣━━┓  ┃  ┣━━┓  ┃
政直 政武 政種 長常 長信 重政                                             
 |     ┃     ┃  ┃  
政武    政弘     友政 薫彰
 ┣━━┓  |     ┃  ┣━━┓                   
政森 政親 清勝    政応 邦照 重教
 ┃  ┃        ┃     ┃     
喜以 政勝        豊常    由道
 |  ┣━━┐     ┃     ┃    
喜生 定常 政貞    政倫    頼教
 |           ┃     ┃   
輝名          長恵    頼致
 ┃           ┃     ┃
喜長          長義    直好
 ┣━━┓        ┃     ┃   
喜通 政和        長喬    頼完
 ┃           ┃     ┃
徳潤          長溥    頼功
   ┃  ┃
   長発    頼方

   頼誠
                   
池田氏 (佐々木氏)
佐々木氏の一族である池田氏は、元々は六角氏の配下であったが、六角氏の滅亡後は織田信長、明智光秀を経て羽柴秀吉に仕えた。池田景雄、池田秀氏の時代に豊臣政権の下で大名となったが、関ヶ原の戦いで西軍に属し没落、江戸時代には藤堂氏の家臣、のちに旗本となった。

池田城 - 摂津池田氏の居城
大広寺
下間氏 - 本願寺坊官下間頼竜の子・下間頼広は母を池田恒興娘とし、後に池田重利と改名。池田利隆・忠継兄弟の幕下の大坂の陣で戦功を挙げ、元和元年(1615年)摂津国川辺郡・闕郡(尼崎領・建部政長と相給)1万石を与えられ大名に取り立てられた。元和3年(1617年)播磨国揖東郡新宮藩転封。子孫は同地にて旗本寄合3,000石。
建部氏 - 豊臣政権下で尼崎郡代700石であった建部光重の子・建部政長は池田輝政の養女を母とする池田家縁家とされる。池田利隆・忠継兄弟の幕下の大坂の陣で戦功を挙げ、元和元年(1615年)摂津川辺郡・西成郡尼崎藩1万石を与えられ大名に取り立てられた。元和3年(1617年)播磨揖東郡林田藩転封。

2009年01月20日

キャロル・キング(Carole King, 1942年2月9日 - )

キャロル・キング(Carole King, 1942年2月9日 - )は、アメリカの女性シンガーソングライター・作曲家。

本名・キャロル=クライン(Carole Klein)。ニューヨーク市・ブルックリン生まれ、1958年に歌手デビュー。一人目の夫、ジェリー・ゴフィンとの間に生まれた長女であるルイーズ・ゴフィンも、母親同様シンガーソングライターとして活動している。離婚歴二回(最初の夫はジェリー・ゴフィン、二番目の夫はベーシストのチャールズ・ラーキー)。
大学在学中にポール・サイモンからデモ・テープの作り方を教わった彼女は、自分で作ったデモ・テープを売り込んで1958年、ABCパラマウント・レコードからシングル・デビュー。しかしながらその後ABCやRCAなどに残した4枚のシングルは何れも失敗に終わり、一旦歌手としてのキャリアは頓挫することとなる。

1960年代には当時の夫ジェリー・ゴフィンとのソングライター・コンビで、「ロコ・モーション」「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」など後々まで歌い継がれている数々の名曲を生み出した。1960年から1963年にかけての三年間で、ふたりは延べ20曲あまりの全米トップ40ヒットを世に送り出している。彼女自身もシンガーソングライターとして1曲だけこの時期に「イット・マイト・アズ・ウェル・アズ・レイン・アンティル・セプテンバー」という曲で全米トップ40入りを果たしている。しかし、飛ぶ鳥を落とすような勢いもビートルズの全米進出を機に翳りを見せ始め、仕事上の不和がプライヴェートにまで影響を及ぼしたらしく1968年にジェリーとキャロルは離婚する(仕事上ではその後もたびたびパートナー関係を続けている)。

1970年代に入ってからはシンガー・ソングライターとしての活動を本格的に開始。1970年にファースト・ソロ・アルバム『ライター』を発表、翌1971年に発売された彼女のセカンド・ソロ・アルバム『つづれおり』( Tapestry )は、グラミー賞4部門制覇、全米アルバムチャートで15週連続1位、その後も302週連続でトップ100にとどまるロングセラーとなる。現在もなお多くの人々に愛され、世界中で延べ2200万枚を超える驚異的なヒットを記録している歴史的名盤である。その中の1曲であるシングル「イッツ・トゥー・レイト」は1971年6月19日から5週連続全米No.1を獲得している(シングル年間チャートでは第3位)。同じアルバムから「きみの友だち」をジェームス・テイラーがカバーし同年7月31日にシングルチャートで№1を獲得している。その後もアルバム『ミュージック』『喜びにつつまれて』、シングル「ジャズマン」など順調にヒットを連発。彼女は1970年代前半から中期を代表するヒットメーカーの一人となり、2つの年代にわたって天下を取ったのである。

また『つづれおり』が大ヒット中の1972年には五輪真弓のデビュー・アルバム『少女』の制作をサポート。その後1974年までの三年間、五輪真弓のアルバム3作品を手掛けたことでも知られている。

1977年にキャピトル・レコードに移籍後の最初のアルバム『シンプル・シングス』( Simple Things )もゴールド・ディスクを獲得。しかしそれ以後これといった大きなヒットはなく今に至っている。1990年には初の来日公演が実現。同年には1960年代の職業作曲家時代の功績が称えられ、ジェリー・ゴフィンと連名でロックの殿堂入りも果たしている。

1990年代以降は、映画主題歌や他アーティスト(セリーヌ・ディオン、ザ・ウィルソンズなど)への曲提供などマイペースで音楽活動を継続し、2枚のオリジナルアルバムと1枚のライブアルバムを発売。2004年には「リビングルーム・ツアー」と題した北米コンサートツアーを行い、翌年には同ツアーの音源を記録したライブ盤が発売され、なかなかの好評を集めている。

2007年11月、キッコーマン北米進出50周年記念イベントの一環で、1990年以来17年振りの来日公演が実現。メアリー・J. ブライジ、ブラック・アイド・ピーズのファーギーと共演した。13日の日本武道館公演が、2008年4月11日、NHK-BShiにて放映された。

ちなみに、ニール・セダカのヒット曲『おおキャロル』は、キャロル・キングのことを歌ったものである(お返しに彼女はニール・セダカのことを歌った『おおニール』を発表している)。

ディスコグラフィ

シングル
Right Girl / Goin' Wild (1958/ABC-Paramount 9921)
Under The Stars / Baby Sittin' (Dec.1958/ABC-Paramount 9986)
Short Mort / Queen Of The Beach (1959/RCA 47-7560)
Oh Neil / A Very Special Boy (1959/Alpine 57)
It Might As Well Rain Until September / Nobody's Perfect (Jun.1962/Companion 2000)
It Might As Well Rain Until September / Nobody's Perfect (1962/Dimension 2000)
School Bells Are Riging / I Didn't Have Any Summer Romance (1962/Dimension 1004)
He's A Bad Boy / We Grew Up Together (1963/Dimension 1009)
A Road To Nowhere / Some Of Your Lovin' (1966/Tomorrow 7502)

オリジナル・アルバム
『夢語り』 - Now That Everything's Been Said / The City (1968)
『ライター』 - Writer (1970)
『つづれおり』 - Tapestry (1971)
シャンツェ こせん スーフィ フォーミュ 枯葉の輪舞 ペーンイウ ハヤシライ テラー ミズナラ コード ナウル コメン すぎな 全国情報 黒皮かぼち バイオス 黄金魂 フィーン ハング 明日へ ダッカ がんばれ ダッキ ダーティ 首飾り ヌメア オンシー オーオー シンク フライシト ボヨール アングル モサド フローリス カーフス ハラン フラット りーすりん マテリア 八千代 えびす ストーン シイ人気 ゆうすい ジェション 優しい雨 ソフト ブロック アルジェ ウジュン

『ミュージック』 - Music (1971)
『喜びは悲しみの後に』 - Rhymes and Reasons (1972)
『ファンタジー』 - Fantasy (1973)
『喜びにつつまれて』 - Wrap Around Joy (1974)
『おしゃまなロージー』 - Really Rosie (1975)
『サラブレッド』 - Thoroughbred (1975)
『シンプル・シングズ』 - Simple Things (1977)
『ウェルカム・ホーム』 - Welcome Home (1978)
『タッチ・ザ・スカイ』 - Touch the Sky (1979)
『パールズ』 - Pearls (1980)
『ワン・トゥ・ワン』 - One To One (1982)
『スピーディング・タイム』 - Speeding Time (1983)
『シティ・ストリーツ』 - City Streets (1989)
『カラー・オヴ・ユア・ドリームス』 - Colour Of Your Dreams (1993)
『イン・コンサート』 - In Concert (1994)
『カーネギーホール・コンサート』 - The Carnegie Hall Concert June 18,1971 (1996)
『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド』 - Love Makes The World (2001)
『リビング・ルーム・ツアー』 - Living Room Tour (2005)
Love Makes the World: Deluxe Edition (2007)

ベスト盤、編集盤等
Dimension Dolls (1963/Dimension LP 6001)
『グレイテスト・ヒッツ』 - Her Greatest Hits -Songs Of Long Ago (1978)
『私花集』 - A Natural Woman -Ode Collection 1968-1976 (1994)
『タイム・ゴーン・バイ』 - Time Gone By (1994)
『ナチュラル・ウーマン?ヴェリー・ベスト・オブ』 - A Natural Woman -The Very Best Of- (1999)
『ブリル・ビルディング・レジェンズ』 - Brill Building Legends - Complete Recordings 1958-1966 (1999)

代表作
ロコ・モーション (The Loco-Motion) - リトル・エヴァ(Little Eva)がヒットさせ、グランド・ファンク・レイルロード、さらにはカイリー・ミノーグなど多くのアーティストがカヴァーした名曲。この曲について、ORANGE RANGEがこの曲を盗用したという疑いがあったが、キングを曲のクレジットに入れる事で、カバー扱いとし、収拾。詳しくはORANGE RANGEの盗作問題を参考の事。
ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ (Will You Love Me Tomorrow) - シレルズ(The Shirelles)のために書いた曲。「つづれおり」にも収録。
アップ・オン・ザ・ルーフ (Up On The Roof) - ドリフターズのために書いた曲。ローラ・ニーロの絶唱も有名。
ナチュラル・ウーマン (A Natural Woman) - アレサ・フランクリンの「レディ・ソウル」(1968年)に収録され、シングル・ヒットもした。「つづれおり」にも収録。
ユー・ガット・ア・フレンド/君の友達 (You've Got A Friend) - 「つづれおり」に収録。ジェームス・テイラーがカヴァーしヒットした。
イッツ・トゥー・レイト (It's Too Late) - 「つづれおり」に収録。
イッツ・ゴーイング・トゥー・テイク・サム・タイム/小さな愛の願い (It's Going To Take Some Time) - 「Music」に収録。カーペンターズのカヴァーが有名。